この数週間、色々な神社等に行って改めてニホンの神道、神社の中にある種安らぎと言うか安寧を見つける事多々あった。
あまり関係ないかもしれないが、私は何か大切な事があると地元の氷川神社に行く。なんと言うか、行くと落ち着くし自分の心と対話できるような気がして小さい時からよく訪れている。
氷川神社は関東に独自のものらしいが、要するに祭っている神はスサノオノミコトで個人的に信奉する神様のひとつである。私の感覚だと武神に近いところがあり、スサノオノミコトは様々な神社で祭られているのでニホンの神話の中でもかなり有名で重要な神であると感じる。
何かの本で読んだが、私の姓名や誕生日から牛頭天王とは深い関係があり、その神を慕えば慕うほどある種守護を与えてもらえる、との事である。牛頭天王はあらぶる神であるがその霊力はきわめて強く、ニホンの神仏混合のなかでスサノオノミコトと結びついていると言うことらしい。私はその記述を読んで以降、この牛頭天王を祭っている祇園信仰等に深い関心を持っている。
それはさておき、最近氷川神社を中心に好きな神社をめぐっているなかで東京を再発見する事たくさんありとても面白かった。
まず最初に大宮の氷川神社に気温が異常に高い日曜日にお参りした。ここは幼いころから家族でよく訪れていたのだが、参道をきちんと歩いたのは今回が初めてで、長く鄙びた感じのする参道を歩くのはすばらしく気持ちのよいことであった。
中も広く他の東京の大きな神社と違って、あまり混んでいないし庭園もあり非常にゆっくりとした時間が流れているという印象で、私はこのようなところに親近感と言うか神社としての魅力があると感じている。
適当な写真が見つからないので、、、。
こちらで神職として研修を受けていた某知人と合流し、大宮駅近くの大衆居酒屋で生ビ-ルでのどを潤した。よい日曜日の過ごし方である。
先週の土曜日は赤坂を中心とした神社を歩いた。
まず豊川稲荷東京別院から。
ここは不思議なんだけど、曹洞宗のお寺なんですよね。稲荷と言うと稲荷神社と自動的に脳内変換されてしまうけど、ここで祭っているのは豊川ダ枳尼眞天 (とよかわだきにしんてん)であり
いわゆるお稲荷様ではないらしい。通称豊川稲荷で通っているけどここらへんの歴史は非常に興味深い。
ここは本殿というか中に入って正座してお参りできるので落ち着いて拝むことができてとてもよいと思う。場所柄多くの企業や芸能関係の人が参拝すると聞くがどうなのだろう。
次は山王日枝神社。御祭神は大山咋神(おほやまくひのかみ)で系譜はこのような関係性らしい。(日枝神社サイトより)
地主神であり、そのご利益は産業の発展など多岐にわたる。江戸時代からは江戸城の鎮守として篤い崇敬を徳川家やその他大名等から得ていたらしい。現在においても赤坂のど真ん中で立地がすばらしく、存在感がすごい。
エレベ-タ-で本殿までいけるのでとても便利。高台の頂上に本殿があるのだけど、空の中にあるような印象を受ける神社で心が洗われるようである。
節分の時の豆まき大会は豪勢で懸賞物があったり、角界の著名人が豆を投げたりして一見の価値はあると思う。ちなみに私の姉はこの豆まきでプラズマクラスタ-を当てた。
真夏の神社めぐりは体力勝負。赤坂のイタリアンでビ-ル、プロセコを飲んで水分補給。ここらへんは歓楽街だから色々と面白い店があって楽しい。今度は夜に来て本格的に呑みたい。
次は赤坂氷川神社。東京ミッドタウンや各国大使館がひしめく六本木、赤坂の中にあるのだけど全く派手なところがなく落ち着いていて、好きな神社のひとつである。
夏の暑い日に蝉時雨の中でこの神社にいれる事はある意味心地よかったと思う。しかしながらあまりに暑過ぎて色々と感慨に浸ったりする事はできなかった。急いでミッドタウンへ。都会の「オアシス」である。
神社めぐりをしながら歩いた事のない道を歩いたり、新しいカフェや店を見つけたりするのが楽しい。最近は又しっかり神道や神話について学びたい気がしてきたので時間を見つけて神社めぐりをしながら理解を深めて行きたい。
関西に行きたいな、、、、。
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