Thursday, 6 June 2013

良かったドキュメンタリー

今年見たドキュメンタリーの中で何が良かったか思い出してみる。

まずマイケル・ジャクソンのアルバム「バッド」の製作の裏側を描いた「Bad25」。マイケル好きの私としては以前のThis is itよりマイケルの人間性がよく描かれていたようで良かったと思う。

ドキュメンタリーの最後でマイケルの死について質問されるインタビュイーが皆泣いてしまうシーンは本当に彼の人柄、というか彼と音楽を一緒に作った時間が誰にとっても一生忘れる事の出来ない素晴らしいものであったのだと言う事を実感させられてしまう。マイケルー!

今年3月くらいに見た007のドキュメンタリー「Everything or Nothing: The untold story of 007」も素晴らしかった。私としてはダニエル・クレイグのボンドしか見ていないにわかボンドファンでは有るけど、007がイアン・フレミングから連綿と受け継がれる「ボンド像」というものに映画製作の人々がどうかかかわり影響されていったかを描いたこのドキュメンタリーは時代の変遷というものを考えさせれられる映画だった。特に9/11以降敵というものが国家ではなくなり国際テロ組織というものにシフトしていった中でどのように映画自体変換を迫られたかというところは非常に興味深かった。なんでか覚えていないが、映画の最後では何故だか涙が出そうになった事だけは覚えている。まあ英語ちゃんと理解出来てない部分も有るとおもうけど、、、。
ちなみに007 skyfallは三回くらい見る程ダニエル・クレイグかっこ良かったし、ロンドンの街もキレイにうつっていたと思う。あれをみてロンドンに早く帰ろうと思った程だ。スコットランドもちょうど行ったところだったから、色々な情景が全て映画の中でよく反映されていて美しかった。「復活」がテーマだった訳だけど、生粋のボンドファンが見ても楽しかったと言っていたから、映画としてよかったんだと思う。
ちなみに、悪役で出ていたスペイン人俳優Javier Bardemは本当に評価高かったですね。アメリカ人自称映画通も彼がいなかったら映画はあそこまで良くならなかったと思うと言ってた。彼のBiutifulはいいらしいけど途中まで見て寝ちゃった。

昨日見た「Beyonce: Life is but a dream」という映画もビヨンセの人間性がよく出ていて良かったと思う。
ビヨンセもさることながら、アメリカのショービズって言うのは本当にすごいですね。ダンスのレベルとか本当にエンターテイメント産業って言うのが成熟している世界というのは日本と月とスッポン以上の差があるのですごいとしか言いようが無い。
ビヨンセは神という言葉を口にしていたけど、アメリカ人の信心深さのようなものをよく表していたと思う。

いずれにしてもアメリカまたはイギリス製作のドキュメンタリーは(個人的に)秀逸なものが多くて楽しみが多いですね。また良いものが見つかったら見よーっと。


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